新着情報 / トピックス

お知らせ_採用情報欄の開設2021.12.29

この度、ホームページ上に「採用情報」欄を開設いたしました。

当社は、”化学に興味を持っている”人財、”信頼、好奇心、挑戦、創造の心を持っている”人財を広く募集しております。

トピックス_中国_新化学物質環境管理登記弁法(12号令)_運用状況2021.12.27

中国の<<新化学物質環境管理登記弁法>>(生態環境部_12号令;旧7号令の改正版)が、本年1月1日から施行されています。<<中国現有化学物質名録>>に収載されていない物質は、“新化学物質”として扱われ、この12号令の規定に従って、登記申請して登記証取得後又は備案届出受理後に、中国内での生産/輸入をしなければなりません。

以下、この1年の12号令下の登記状況です。

◎12号令下での新規登記案件数は以下の通りです。(12/23まで) 

 常規登記(年10t以上):1件(受理件数は1件)、簡易登記(年1~10t):38件(受理件数は71件あり)、備案届出(年1t以下、及び懸念性ポリマー等)は、2648件(上半期)

◎未登記物質の生産行為などの違反に対する調査活動が、始まって来ています。

 生態環境部から調査し報告するように指示が出ています。上海市では新規化学物質登記に関する特別調査が行われ、備案未届けの新規化学物質が見つかり、是正を命じられた事例があったとのことです。

◎また、12号令では、新化学物質の生産者は川下ユーザーに対して、登記証番号/備案受領証番号、申請用途、環境/健康への危害特性等の情報を伝達しなければならなくなっています。(第36条)

弊社、仮訳を添付します。

 

お知らせ_年末年始休業2021.12.20

年末・年始は、12月30日(木)~1月3日(月)まで休業いたします。

お知らせ_製品カタログの更新2021.12.15

取扱製品リストを更新しました。(2021.12.15)

トピックス_台湾_新化学物質及び既存化学物質資料登録弁法の改正版について2021.12.14

台湾では行政院環境保護署が、新規及び既存化学物質の登録に関する業務を担当していますが、先月、「新化学物質及び既存化学物質資料登録弁法」の改正版を公布しました。(2021.11.23)

同弁法の概要は以下の通りです。

・新規化学物質について;

年間数量に応じて、標準登録(1t以上)、簡易登録(100kg~1t)、少量登録(<100kg)に分かれており、必要な登録資料が決められています。また、科学研究用やポリマーについては別途規定されています。

・既存化学物質について;

 日本と異なり、年間製造/輸入数量が100kg以上の既存化学物質については、第一段階の登録が必要となっています。更に、附表9に記載されている106物質については、第一段階の登録状況に応じて、数量等級、登録期限が決められ、第二段階の標準登録を申請することになっています。(附表9の物質は第一バッチとして規定されたものです)

今回の改正により、労働安全衛生法等で規制している化学物質と分離され、また、附表の重複を減らされ、登録承認及び秘密保持期間が5年に統一されました。

お知らせ_ピコリンボランの販売を開始しました。2021.12.08

弊社では従来から、水素化ホウ素ナトリウム、ジメチルアミノボラン等を日本の化学会社様向けに販売してきました。この度、お客様のご要望に沿って、より扱い易く、合成試薬として応用範囲の広い、ピコリンボラン(2-Picoline-Borane;略称Pic-BH3)の販売を開始しました。

ピコリンボランは、安定な化合物で、含水溶媒でも使用できる穏和な還元剤であり、特に還元的アミノ化試薬として合成化学の分野から生化学の分野まで、使用事例が広がって来ています。

トピックス_中国_HCFCs(オゾン層破壊物質)の代替品推奨リスト(意見請求稿)2021.11.30

中国国務院_生態環境部は、「ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFCs)の代替品推奨リスト(意見請求稿)」を発表しています。(2021年11月23日)

オゾン層破壊物質の段階的廃止に向けて、中国では1999年に「オゾン層破壊物質の段階的廃止に関する国家計画」を策定し、削減に取り組んで来ました。今回、更に、“HCFCsの推奨代替品リスト”を制定して、削減を促進するものです。代替品は、主要用途別に分類し、オゾン層破壊係数が0で、且つ地球温暖化係数が低いものから選定したとのことです。この分野での推奨代替品の需要が増えるかも知れません。

冷媒剤として、プロパン、イソブタン、アンモニア等; 発泡剤として、ペンタン類等; 洗浄剤として、イソブチルアルコール、エタノール、ハイドロカーボン、アルコール性シリコンオイル、グリコールエーテル等、が推奨されています。

 また、10月26日には、「中国_輸出入規制オゾン層破壊物質リスト」を公布し、HCFCs68物質の輸出入を許可/禁止の管理下に置くとしています。

 

トピックス_中国_国境通過貨物管理便法(意見請求稿)について2021.11.24

中国・税関総署は、<<中華人民共和国税関国境通過貨物監督管理弁法(意見請求稿)>>を公開し、2021年12月18日まで意見を求めています。(2021.11.18)

今回の改訂は、同弁法(税関総署令第38号;1992.12.01)の改訂になりますが、輸出入動植物検疫法や国境衛生検疫法に適合しない貨物や、危険化学品、固形廃棄物、微生物、感染症罹患物の入境禁止を掲げています。(COVID-19等の感染症を意識したものと思われます)

お知らせ_MEDILUX社製・チオフェン誘導体の取り扱いを始めました‼2021.11.11

インドの有力な化学会社であるMEDILUX社製のThiophene誘導体を、主に電子材料/導電性材料向けとして販売を開始しました。添付カタログ以外でも取り扱っておりますので、、お気軽に、お問い合わせください。

トピックス_中国_CO2排出ピークアウトとカーボンニュートラル取組方針2021.11.01

11/1から、COP26(第26回気候変動枠組条約締約国会議)が英国で開催されていますが、それに先立ち、中国共産党中央員会と国務院は、「CO2排出ピークアウトとカーボンニュートラルの実施理念に関する意見」を発表しました。(2021年10月24日)

CO2排出ピークアウトとカーボンニュートラルの達成は、重大な戦略的決定事項であり、中華民族の持続可能な発展を実現する為に避けられない目標であるとして、10分野31項目の主要任務を明確にするとしています。産業構造の変換(高エネルギー消費及び高排出量プロジェクトの阻止等)、エネルギー消費強度とCO2排出量の二重制御、非化石エネルギーの開発、低CO2排出交通システムの構築、生態系でのCO2吸収能力強化、省エネ等新技術開発、全国CO2排出権取引市場の構築、財政及び税制等の改善、及び「国家産業計画に含まれていない、石油精製、エチレン、パラキシレン、石炭からオレフィンへのプロジェクトは一律に新建設及び拡張を許可しない」等が含まれています。

 また、その後、国務院からより詳しい「2030年までにCO2排出ピークアウトに向けた行動方案」が公布されています。